看護師の未来は明るいのか?看護師の未来を3選してみた
自分の働いている業界が今後どうなっていくのか一度は考えたことありますよね?
明るい未来を想像したり、暗い未来を想像したりなど、今日は不動産投資とは全然関係ないことをブログにしようと思います。
看護師の未来3選
在宅医療と訪問介護
もし病気になりわざわざ通院して治療を受けないで自宅で治療措置や、仮にガンなどの病気で末期状態になったとしたら他人がたくさんいる病院よりかは自宅で穏やかに暮らしたい願望などそのように感じている患者さんはたくさんいます。
いわゆる訪問看護師がそのようなことをしてくれます。
訪問看護師不足
これからの日本社会において高齢者の人口が増える事は確実です。
それにともない訪問看護師の数も増えていかなければなりません。
日本看護師協会の推計によると訪問看護を必要とする人数は2020年にも100万人の大台を突破すると見込まれています。
それだけ訪問看護を必要とする人に対応するためには新しい看護師を増やす必要があります。それが
「新卒訪問看護師」
です。私もたまに訪問しますが、人が足りない為一日で全員にまわることは物理的に難しいです。
昔は訪問看護師になるならある程度病院で経験を積もうという認識が一般的でした。
しかし今は新卒の看護師に教育・研修・実践を繰り返して戦力になってもらうという
病院も出てきてます。
しかし訪問看護は責任もすごくのしかかってきます。
基本的に訪問看護とは1人で利用者の自宅を訪問し療養に努めますが、もちろん病院ではないので医療器具などはありません。必要最低限の準備で対応しないといけません。
しかも緊急を要する時や、困ったこと分からないことがあったら近くに看護師はいないので自分一人で基本的に対応をしないといけません。
このような責任のことから転職する人や離職する人は珍しくありません。
医師不足
一部の地域では医師が不足しています。今後は医療と介護を必要とする後期高齢者が増えてきます。それに加えてさきほどあげた訪問看護・訪問医療の必要性も高まっています。現在でも医療従事者の労働環境が問題となっていますが、今後さらに厳しくなると私は思います。
看護師の特定行為
2015年から「特定行為に係る看護師の研修制度」が始まりました。
この研修を終わった者は「特定行為」として定められた38の行為について、医師の具体的指示を待たずに自らの判断で治療行為が出来ますが一歩間違うと命に関わってくるので責任重大です。これから医師が不足すると看護師の特定行為がもうちょっと増えるのではないかと私は考えています。
潜在看護師
今後も医療へにニーズが高まり続けるなか、看護師が不足していることは目に見えています。しかし離職していく看護師も毎年たくさんいます。私の同期も6人ぐらいは辞めていきました。なのでここでいう潜在看護師とは病院に勤めてはいないけれど看護師の資格はある人のことを言います。
潜在看護師になる理由
潜在看護師になる理由をグラフにしてみました。
このように個人で辞める理由の第一位は「妊娠・出産」
職場が原因で辞める理由の第一位は「勤務時間が長い・超過勤務が多い」
この2つでした。
個人の理由で退職する理由は思った通りですが、職場の環境で辞める理由は勤務時間が長いことが挙げられますね。
私もこれに関しては日々思っています。
また再就職しようと考えた場合、看護師は不足しているのですぐに採用してくれるところは多いです。
しかしいざまた現場に戻ろうと考えた時に時間が拘束されるなど考えたら踏みとどまる方が多いのも事実です。
まとめ
私が考える看護師の未来は決して明るい未来だとは言えないです。しかし看護師不足でもあるので需要が増えるという意味ではリストラなどにあうことは非常に低いと考えています。
国が潜在看護師にたいして支援する機関などの設置、復職したときの研修、託児所などの完備をしたらより働きやすい環境になるのではないでしょうか。
患者の健康や生活の質を守るという使命を奉じる医療現場だからこそ、現場で働く職員も大切にしてほしいと願うばかりです。