お金を貸してくれる金額に限度がある話
前々回の記事で低金利であればあるほど不動産投資の毎月のキャッシュフローが良くなる話をしました。
kangoshifudousan.hatenablog.com
しかし大企業に勤めているからと言って必ず低金利で不動産投資が始めるかというとそういうわけではありません。
今回「総借入」について説明をしていこうと思います。
総借入とは
年収の〇〇倍までローンが組めると各金融機関が定めている
結論から言うと金融機関によって年収の〇〇倍までと定めている事が多いです。
例えばある金融機関の総借入の基準が年収の8倍までだとします。
そして年収が500万円だとすると500×8で4000万円までローンを組むことが可能です。
既にローンで借りている金額も加味する
賃貸すまいの方であれば問題ないのですが、既婚者で住宅ローンを使用している方は住宅ローンの残高も見られますので注意が必要です。
先程の例だと年収が500万円の場合ですと4000万円までローンを組めることを書きましたが、これに自宅の残高が3000万円あると、単純計算で4000-3000で1000万円しかローンを組めません。
そうなるとその金融機関は諦めるしかありません。
そうなると金利が高い金融機関になります。
基本的に金利が低い=審査基準が厳しい ・ 金利が高い=審査基準が緩い
このように見てもらえればいいのかなと思います。
なんとも面白い話ですよね(笑)金利が低いけれど審査は厳しいという。。。。
世の中そんなに上手い話は無いということですね(笑)
まとめ
年収が高ければ高い人ほど総借入の基準はゆるくなるのでローンを組む際は有利に働くことが多いです。自宅のローンを既に組んでいる人は選ぶ物件の条件も狭まってくるので何ともいえないですが、ある程度の金額の物件になってきますね。
現金をたくさん持っている方は頭金を入れローン額を減らすことによって低金利の金融機関が使えますので現金に余力があるかたは頭金に充てても良いかもしれませんね。