金利で不動産投資が左右される話
不動産投資を始めるときに立地が大切という話はしました。
kangoshifudousan.hatenablog.com
もちろん立地は大切なのですが、毎月のキャッシュフローも大切です。
要はローンの返済額と家賃収入の差額が少ないほど良いですし、プラスであればなおさら良いと思います。
その収支が関係してくるの「金利」です。
いかに低い金利で持つことが毎月のキャッシュフローを低く抑えるカギとなってきます。
今回は金利について私の分かる範囲で説明していこうと思います。
金利が不動産投資を左右すると言っても過言ではない。
そもそも金利ってなんだろう
不動産投資を始めるうえでほとんどの方は大金は持っていないので、ローンを使って不動産を購入します。そのときに払うのが元金と利息です。
例えば銀行が2000万円でお金を貸してくれるとします。金利は1%で35年間借りると総返済額は約2370万円です。2370-2000=370万円 この370万円が銀行に払う利息ですね。銀行はこの利息で儲けています。
金利が違うとどれぐらいの収支が変わってくるのか
例えば物件価格が2400万円だとし、家賃収入が85000円で管理費と修繕積立金が8000円・管理委託手数料が3000円でシミュレーションをしてみます。
金利が2.5%の場合
家賃収入:85000円
ローン返済:85798円
管理費+修繕積立金:8000円
委託手数料:3000円
毎月のキャッシュフロー:−11798円
金利が1.9%の場合
家賃収入:85000円
ローン返済:78276円
管理費+修繕積立金:8000円
委託手数料:3000円
毎月のキャッシュフロー:-4276円
金利が1.65%の場合
家賃収入:85000円
ローン返済:75260円
管理費+修繕積立金:8000円
管理委託委手数料:3000円
毎月のキャッシュフロー:-1260円
見ての通り金利が低ければ低いほど毎月のキャッシュフローは低く抑えられます。
しかしその人の年収や勤務先によって使用できる金融機関が変わってきますし、金融機関が変わると金利が変わります。
私の場合は看護師で年収も人並み程度?ありましたので金利が低い金融機関で始める事ができました。
ではどのような年収や勤務先によって金利が変わってくるのか担当の営業の人に聞いたので記したいと思います
担当の方にはなんでそんな事を聞くのか不思議な顔をされました(笑)
年収・勤務先によっての使用できる金利早見表
私個人が営業の人に聞いた話なので、間違いがあったらすいません。あくまで目安として見てもらえると良いでしょう。
これを見て頂くと分かると思うのですが500万円以上だと低金利で貸してくれる金融機関が増えるので、年収400万円代で考えている人はそんなに焦って購入しなくてもいいかもしれませんね。
まとめ
金利が低ければ低いほど毎月のキャッシュフローがよくなります。
もし不動産投資を検討するうえで年収が500万円以上あるのに金利が2%以上のところで提案をされていたら、その不動産会社の提携金融機関の数が少ないと思うので一度相談をしたほうが良いでしょう。また年収が500万円以上だから必ず低金利の金融機関が使用できるということではありません。総借入の何倍までと定めている金融機関が多数ありますので、そこの部分も今度ブログにしたいと思います。
皆さまの不動産投資が上手くいきますように。